料理をするのは好きだけれどレシピ本通りに作るのが苦手、あんちょびです。
美味しそうなレシピを見ると作りたくなるのですが、レシピ通りに作ろうと思っても買ってきた食材がどうしても量が多かったり少なかったり…。
結局、謎の直感で作りがちだなぁと思いながら本屋さんをふらふらしていた時に見つけた本がこちら!
レシピ本なのにロジカル…?と思ってタイトルにすぐ惹かれました!笑
参考になるだけでなく内容もかなり面白かったので、今回はこの本について紹介していきます📗
書籍情報
タイトル | 誰でも1回で味が決まるロジカル調理 |
作者 | 前田 量子 |
発売日 | 2018/4/6 |
出版社 | 主婦の友社 |
ページ数 | 112ページ |
レシピには書ききれない料理のコツがあった!
そのコツは、実は科学的な根拠にもとづいている。
そこで、誰でも必ず、おいしく作れるコツを
論理的に解説しながら、レシピを紹介。
本を手に取ったきっかけ
冒頭にも書いた通り、タイトルに惹かれて購入しました!
料理の本に「ロジカル」と付いている本は今のところこの本しか出会っていない気がします🤔
あと、シンプルに直感で作る時の比率のヒントとかを掴める気がする!と立ち見した時に思ったので手に取ることに決めました。
感想・レビュー
料理はセンスじゃない!!
各レシピには「おいしいでき上がり」にするための目標と「おいしさの公式」、それを達成するためのコツが書いてあります。
「おいしさの公式」って言葉、初めて聞きました🫢
そこに書いてある内容が普通のレシピ本では省略されてしまいがちな下処理の方法だったりどのくらいの温度で調理したら良いかということだったり…。
料理のカンがまだ掴めていない人にとって「そう!!これが知りたかった!!」という情報です!
レシピを見ながら作ったはずなのになんだか美味しくない…という時はこの部分ができてなかったんじゃないのかな?なんて思いながらとても参考になりました✨
掲載レシピが定番の家庭料理
レシピ本によってはあんまり家庭で作らないなぁ…ってものが載っていることもあるのですが、このレシピ本はしょうが焼きや肉じゃが、チャーハンにポテトサラダにからあげ…すべて定番の家庭料理です!
定番の家庭料理を美味しく作る方法が解説されているので、今日の晩ごはんからでも役に立てることができます🍚
さらに、そのメインに合わせる副菜のレシピも書かれているので、メニューを考える手間も省けて一石二鳥…!
このレシピ本に沿って作るだけで1週間の献立も余裕で立てれてしまいます🫢
料理の基本もしっかり解説
レシピだけでなく、料理の基本についてもしっかりと解説が載っています。
せん切りとみじん切りについては特定の野菜ならではの切り方のコツも載っていて、これまで適当に切って太さや大きさが揃わないことが多かったので、とても参考になりました!
また、レシピによく書かれている「少々」や「ひとつまみ」がどれくらいかも書かれています!
カンが掴めている人であれば困らないですが、いまいちわからない人にとって鬼門なこの少々とひとつまみ…。この本を読んで「なるほど!このくらいか!」ということを初めて知りました🙌
その他にも献立の考え方やお湯からゆでるもの、水からゆでるもの、調味料の重量目安の表まで…この解説部分を読むだけでも、かなりレシピの再現ができる気がします!
まとめ
普通のレシピ本も参考になりますが、こういった別ベクトルで書かれているレシピ本も面白いですよね!
他にも面白いレシピ本がないか探してみたいと思います👀